
こんにちは。
Moyuママです。
今回は「中国語を学びたいけど、何から始めればいいかわからない。」
という方向けに、HSK6級を保有する私が実際にやって来た勉強方法や、失敗を経て初級時からもっとこうしておけばよかったと思うことをシェアします!
【この記事はこんな方におススメ】
- これから中国語を学びたい初心者さん
- 一度勉強したけど、最初からやり直したい方
- HSKや資格を目指して勉強の計画を立てたい方
今回の記事は、これから中国語を学ぼうと思っている初心者さん向けの勉強方法となっています。
他の人がどうやって勉強しているのかとても気になりますよね。
私自身、まったくのゼロからスタートし、新HSK6級を取得しましたが、遠回りもたくさんしました。
「最初に知っておきたかったこと」「効率の良い勉強方法」をまとめています。
はじめに
みなさんはなぜ中国語を勉強しようと思いましたか?
- 中華ドラマや推しの影響
- 学校の授業や教養として…
- 中国の友達や旅行先で話してみたい
- 留学や仕事のため
- なんとなく興味を持ったから
どれも立派なきっかけです!
最終的にどうなりたいか、どのレベルを目指すかは人それぞれ違いますが、「書く」「読む」「聞く」「話す」という4つのスキルをバランスよく同時に鍛えていくのが理想だと考えています。
実際に私は「聞く」「話す」の勉強が不足していたために、中国留学で大変な目にあった苦い経験があります。
だからこそ、初級の頃から「書く」「読む」「聞く」「話す」の4つのスキルをまんべんなく鍛えていくことをオススメします。
最初のうちは「何から始めればいいのか」「どう勉強すればいいのか」が本当にわかりにくいですよね。
英語の勉強方法はたくさんシェアされているけれど、中国語はまだまだ少ない気がします…
過去の学習を振り返りながら、自分自身の学び直しにも活かしつつ、これからも少しずつ更新していく予定です。
この経験のシェアが、誰かの中国語学習のヒントになれば嬉しいです!
では早速、その4つのスキルを鍛えながら0から中国語を学ぶ勉強方法をシェアしていきたいと思います♪
まずは発音!CD付き教材をフル活用
まずは「発音」から学んでいきましょう♪
中国語には日本語にない「声調(四声)」や「ピンイン」といった独特の発音ルールがありますよね。
この発音の基礎をしっかり押さえておくことが、後々のリスニングや会話力にも大きく影響してきます。
発音に関する詳しい解説は、ほとんどの参考書に書かれているのでここでは省きますが、私が初級の頃に取り入れていた発音練習のポイントをまとめました!
- CDを聴いて、ピンインを書き取る練習
- 発音を口に出してマネする
- 発音問題がある教材を選ぶと◎
CD付きの教材で「聞く・書く・発音する」をセットで行うのがオススメです!
書くだけ・読むだけではなかなか定着しないので、是非声に出して練習してみてください。

ちなみに私が初級の頃に使っていた参考書には、CDを聞いてピンインを書き取る問題があったのですが……最初は×ばかりでした(笑)
「中国語の発音は難しい」とよく言われますが、最初から完璧を目指さなくて大丈夫!
これからたくさんの単語や文章に出会う中で、徐々に慣れていきます。

私自身、声調を間違えて全然通じなかった経験が何度もあります(汗)
いまだに漢字は書けるけれども、この単語の声調ってどんなんだっけ?という事があります。
自身もまだまだ学ぶことがたくさんあります。一緒に頑張りましょう!
それでも、焦らずコツコツ続けていけば大丈夫!
単語を覚えると同時に、声調・ピンイン・リスニング力を少しずつ強化していきましょう。
これから中国語勉強の準備をする方、発音勉強についてもう少し知りたい方へ♪
こちらの記事には、勉強する時に準備するもの、発音の勉強のコツや私が実際に取り入れていた勉強法を少しシェアしています!良かったら遊びに来て下さい☆

焦らず、楽しみながら、一緒に中国語を学んでいきましょう♪
文法・単語の覚え方とノート活用法
発音が終わると、次は基本単語(家族、国名、数字、身の回りの物)や自己紹介・挨拶用語、そして文法へ進みます。
ここでのポイントは、「読める」=「使える」ではないということ。
「我是大阪人。」(私は大阪人です)
なんとなく読んで意味がわかっても、「話せる」状態とは違います。
この方法で、読む・書く・訳す・思い出す・アウトプットするを一度に練習できます。
ノートの書き方はインスタ投稿を参考にしてみてね☆
この投稿をInstagramで見る
初級者が陥りやすい落とし穴
私自身の失敗談ですが…
「読めるし書けるから大丈夫!」と思っていたら
留学先で全然話せない・聞き取れない…!
そんな苦い経験をしました。
中国語と日本語って同じ漢字であり、同じ意味を持つ単語が多々ありますよね。
たとえば、
☆「日本」は中国語で「日本」、「中国」は中国語で「中国」
☆「中国人」は中国語で「中国人」、「日本人」は中国語で「日本人」
ピンイン(読み方)は違えど、読み方がわからなくても意味がわかってしまう単語があります。
日本人は漢字を完全に一から覚えなくても良い部分があり習得しやすい言語ではありますが、文字情報だけで満足すると、「聞く・話す」が全然育ちません。
先程例に挙げた、
という文章。
「是」の意味や読み方がわからなかったとしても、「我(われ)は大阪人」=「私は大阪人です。」という意味なのかな?となんとなく意味がわかりますよね。
漢字になじみがある私達だからこそ、4技能(読む・書く・聞く・話す)をバランスよく鍛えることが本当に大切です。
逆に、漢字になじみがない海外の友人は、漢字に苦戦して「書く」「読む」面には苦戦していましたが、「聞く」「話す」スキルは長けていました。
どのスキルもバランスよく鍛えていけるのが理想ですよね。
【初級編】Moyuママ式!4技能をまんべんなく鍛える方法
書く・読む
- 単語や例文を書いて練習
- 意味を隠してクイズ形式で確認
- 上記でご紹介したMoyuママ式ノート術の方法
聞く・話す
- CDの音声を真似して発音(ディクテーション)
- 「你好。你叫什么名字?」→「我叫Moyu!」と答える練習
- 独り言トレーニング:「私は大阪人です」「お腹すいた」など日常フレーズを中国語で言ってみる
「多听多说(たくさん聞いてたくさん話す)」は、やっぱり大事です!
今ならこうする!という話
私が「もっと早くやっておけば…!」と後悔したこと。
それは、実際に話す場面を早めに持つこと。
周りに中国人の方がいない場合は、オンライン会話がおすすめ。
日本語ができる先生も多く、初心者でも安心です。
「いきなり会話はハードルが高い…」という方は、独り言で練習するだけでも十分効果があります!
まとめ
初級の段階では、あれこれ参考書を購入して「何からどうやって勉強したら良いんだろう?」とあれこれ悩むよりかは、
✅声に出して練習する
✅4技能をバランスよく鍛える
という事が成功のカギです!
私自身英語は苦手で、英語勉強系Youtuberさんの紹介している参考書を購入→本屋さんへ行くたびに、今度こそこの本ならやりきれるかも!
と何冊も購入しては、一冊も終わらないパターンを経験しています。
一方で、中国語はあまり何冊も購入した記憶はありませんが、一冊一冊をやりこんでHSK6級まで到達しました。
これは、英語学習で迷子になっている私自身にも言えることですが──
「何から始めればいいのかわからない」「どうやって勉強したら良いかわからない」そんな方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!