【外傷】乳歯の神経が死んで歯茎に膿が!根管治療の通院頻度は?

年子育児

こんにちは、年子を育てる2児ママです。

幼少期はよく怪我をしますよね。

その度にママはヒヤヒヤ。

前回の記事では、

「子供が前歯を打ってしまった時、どう対処すれば良いのか?」

「神経が死んでしまったら?」

「歯茎にできものが出来てしまったら?」

ママはどうすればいいのか、自身の経験を踏まえてシェアしました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

子供が前歯をぶつけた!乳歯の神経が死んでしまった!歯茎にできものが!どうすればいい!?
こんにちは、年子を育てる2児ママです。幼少期は怪我をよくしますよね。その度にママはヒヤヒヤ。今回の記事では、前歯を打って...

息子君が前歯を強打してから、約1年半ほどが経過しました。

今回はその後の経過やこれまでの通院頻度などをシェアしたいと思います!

はじめに

前回の記事には、歯医者選びの重要さや小児歯科ではなく小児専門歯科を選ぶことをオススメしました。

お子さまが前歯を怪我して、歯医者選びに悩まれている方は、前回の記事を覗いてみて下さい☆

1年半前、座っている息子にいきなりちょっかいをかける形で、お友達が息子の頭を後ろから押してしまいました。

息子はいきなりの事だったので、防御が出来ずにバランスを崩し、前歯を床に強打してしまうという痛ましい事故が発生しました。

折れたり割れたりしない限り、歯は見た目では傷がわかりにくいですよね。

何かなっているように見えないし、乳歯だからとついつい軽視しがちですが、時間が経ってから症状が現れる場合があるので注意が必要です。

Moyuママ自身、乳歯だから生え変われば治る!と軽い気持ちでいましたが、

乳歯であっても、一生使う永久歯にまで影響してしまう可能性があるので軽く受け止めず、しっかり永久歯が生え変わるまで経過観察をすることをオススメします。

通院頻度は?(息子君の場合)

※歯医者さんの治療方針や症状、本人の治癒具合によって個人差があると思いますので、あくまで参考程度にお願いします。

事故~歯の神経が死ぬまでの通院頻度

まず1回目は事故が起こった当日、園の先生が園のかかりつけ医に連れて行ってくれました。

レントゲンなどを取り、歯が欠けたり割れたりしていないことを確認。経過観察ということで数週間後にまた見せに来てとのことでした。

数週間後再度来院しました。

切れていた唇などの傷も治り、また経過観察との事でした。

歯医者さんからは3か月に1回のペースで通院してくださいと言われ、

「もし歯が変色してきたり、腫れたりしたらまたすぐに診せに来てね。」との事でした。

事故が起こってから3か月が過ぎた頃、息子の前歯が変色していることに気が付きます。

神経が死んでからの歯医者選び

来院した際、先生から「歯の神経が死んでいる」と告げられます。

歯医者さんは乳歯の神経は活発でまれに復活することもあると言っていたので、その時点でMoyuママは

乳歯だから良かった~
生え変われば問題ないよね。

と正直ここまでは軽い気持ちでいました。

しかしその後、歯の状態が悪化してゆき永久歯にも影響するという事態に発展します・・・

神経が死んでから数か月後、前歯の上の歯茎にポツっと白いニキビのようなものが出来ている事に気が付きます。

そのできものの正体は「フィルティス」というそうです。

先生からその後の治療方針を聞きました。

ネットでは膿は取り除いた方が良いとの見解が多い中、通院していた歯医者さんは根管治療をしない方針でした。

永久歯が生えるまでまだ2年程あるので、このまま膿を放っておいても良いのか?

本当にそれで良いのか心配になり、Moyuママなり色々と考え調べた結果、他の先生の意見も聞いてみようという結論に至りました。

いわゆるセカンドオピニオンというやつです。

なんやかんや結局、全部で3軒の歯医者を回りようやく4軒目にして現在の小児専門歯科の先生と出会います。

なんで4軒も回ったのか気になる方は、前回の記事を読んでみて下さい。

歯医者選びでその後の歯の人生が変わるといっても過言ではありません。

歯医者選びは超重要です。

歯医者さんの見解も治療方針も先生によって様々なので、ご自身が納得する治療を行ってくれる歯医者さんを選ぶことをオススメします。

歯茎に膿が溜まると、根管治療という膿を取り出す治療を受けます。根管治療は大人でもとても技術がいる繊細な治療です。

成功率や再発率は歯医者さんの腕次第というところもあるので、子供ともなれば相当な技術が必要です。

大人と違って長時間じっとしていられず動いたり泣いたり、お口も小さいので難しそうですよね・・・

何度も言いますが、Moyuママの結論としては小児歯科ではなく小児専門歯科へ行くことをオススメします。

これまで何軒かの歯医者さんを回った中で、小児専門歯科の先生の方が子供の外傷など、様々なケースをたくさんご経験されているので知識も豊富だと感じます。

なんたって小児の専門歯科ですからね。

日本国内で数も少ないのだとか。

虫歯くらいなら小児歯科で十分だと思います。

しかしこれまでMoyuママが話を聞いた小児歯科の先生たちは、外傷により根管治療が必要となった子を対応した経験があまりないといった印象を受けました。

(たまたま私が回った小児歯科の先生がそうだっただけかもしれないので、一概にはそうとは言い切れませんが。)

小児の専門歯科の先生は外傷で歯を損傷し、根管治療をした数も多い印象を受けました。

小児歯科専門医なだけあって子供の歯についてもとても詳しいです。

子供の扱いもとても上手で、怖くないように配慮してくれるので安心です。

先生との相性もあるとは思うので、口コミや実際に雰囲気がどんな感じなのか一度来院してみるのも良いですね。

Moyuママの住んでいる地域は小児専門歯科自体が少なかったので、口コミや通える範囲であるかを確認し候補を絞った後、何軒か電話をかけてみて、受付の方や先生の口調や雰囲気などでどこを受診するかを決めました。

根管治療の治療頻度

通院する歯医者が正式に決まってから、根管治療を受ける頻度は1週間に1度でした。

通院頻度が多いと子供にとっても親にとってもなかなか大変です。

土曜日は予約が取りづらいし、平日は仕事をお休みしたり園を遅刻して行ったり、園終わりにバタバタしたりと、母子ともに負担が大きいですよね。

園の行事は月が変わるギリギリにわかるので、写真撮影や直前にわかるイベントに参加出来なかったりモヤモヤする気持ちが正直ありました。

途中からは予約を取る前に、あらかじめ電話で園の行事を確認するように対策していました。

週1回の通院はかれこれ2か月以上続きました。

2か月が経った頃ようやく仮蓋を取り完全に蓋をして、一旦週1回通院は幕を閉じました。

その後完全にフィルティスの跡は消えず、たまにひょっこりと白いできものが出現します。

そんな時は2週間に1回通院をし、歯に穴は開けずに歯茎に薬を注射を打って対処されます。

それでもまだ白いできものは完全には消えません。

中には入れている薬が出ていると診断されることもあり、痛みが出たらまたすぐに診せに来てくださいとの事。

素人では膿なのか薬なのかは判断出来ないので、気になったら都度連絡し先生の指示を仰いでいます。

痛みが無かったらしばらく放っておいても大丈夫との事だったので、1か月ほど空け、今度また受診の予約をしています。

子供のフィルティスの治療方法と所要時間

子供の根管治療の方法としては、死んでいる歯の裏に小さな穴を開け、洗浄して薬を入れて蓋をして完了です。

いつも5分ほどで治療は終了します。

大人だと1時間くらい口を開け、膿を取り出しますが子供は一瞬です。

その分通院頻度も多い傾向にあるようですね。

大人は2週に1回×3か月程で治療が完了します。(個人差があります。)

この治療方法も歯医者さんによって違うかもしれませんが、息子君が通院している歯医者さんはこんな感じです。

乳歯なのにどうして永久歯に影響が出るの?

乳歯だからまた永久歯が生え変われば問題ない!

乳歯で良かった~!と思っていたMoyuママでしたが、永久歯にも影響してくる話だと言われ顔面蒼白に・・・。

一生使う永久歯がちゃんと生えてくるのか

本当に心配ですよね。

歯医者さんに今現状伝えられている、今後起こりうること

①神経が死んだ歯は脆く、永久歯が生えてくる前までに抜け落ちてしまうかもしれない。

そうすると永久歯が生えてくる場所取りの役割が出来なくなり、歯並びに影響する。

②打った衝撃で炎症が起こり、永久歯に色のついた歯が生えてくる可能性がある。(茶色や黄色、オレンジっぽい色など)

③打った衝撃で乳歯の根っこが既に溶けてしまっているので、永久歯が本来生えてくる方向ではない方向に生える可能性がある。

  • 膿が出てきている穴から生える。
  • 膿を避けようと、本来生えてくる場所とは異なる場所に生える

④永久歯が生えてこない可能性がある。

などなど。

永久歯が生えてきても治療が必要かもしれないので、不安しかありません。

膿はなくなるの?

神経が死んでフィルティスが出来てしまった乳歯は、乳歯が抜けると膿はなくなります。

 

じゃあ歯を抜いてしまえば良いのでは?

実際にこれまで通って話を聞いた歯医者さんの中にはこんな見解もありました。

「根管治療をすることで子供に負担がかかり歯医者へ通う事がトラウマになっては将来的に困るので、フィルティスをとりあえずこのままにしましょう。

神経が死んでいない方の神経がぐらぐらして来たタイミングで、神経が死んでいる歯を同時に抜歯しましょう。」

という治療方針でした。

歯並びに影響してしまわないように、同時に抜歯するというものです。

しかし、膿をずっと置いておくと良くないとネット上でも耳にしたので、今回小児専門歯科の先生の元へ。

根管治療して出来るだけ、永久歯へ与えるリスクを減らす方針でした。

(永久歯が膿を避けようと別のところに生えてくるのを防ぐ為にも、膿は取り除いた方が良いのだとか。)

永久歯が生えてくるまでドキドキですが、根気強く頑張って通院していこうと思います。

治療費について

治療費に関しては、園での怪我との事でスポーツ振興センターから治療費が出ています。

永久歯が小学校に上がるまでに無事に生え変われば良いですが・・・。

永久歯が生え変わるのが小学生になってから、または永久歯にも治療が必要となると治療が終わるまでまだまだかかりそうな予感です(泣)

小学校になっても治療が続く場合は、小学校に保険が引き継がれる予定です。

近所に小児専門歯科が無いので、交通費などは園が負担してくれています。

治療費のみで交通費などは出ない園もあるので、本当にありがたい限りです。

歯並びに影響したり、着色して生えて来た場合、どの程度保険適応で治療出来るのかはわかりません。

歯の治療が保険適応外だったら莫大な金額がかかります。

矯正やインプラントと言ったようなものですね・・・

どんな治療が受けられるのかわからず今から恐怖ですが、無事に永久歯が生えてきてくれることを願います。

まとめ

今回は子供の外傷による前歯に膿が溜まった場合の経過や通院頻度などについてご紹介しました。

あまり乳歯の外傷によるフィルティスやその後どうなったかの記事が見当たらないので、またシェアしていきたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました