【HSK初級編】何級から受ける?勉強時間どのくらい必要?勉強方法は?

中国語学習

こんにちは。年子育児中の英語と中国語を学ぶMoyuママです。
中国北京交換留学経験あり。HSK6級保有しています。
現在は中国語を活かす仕事をしています。

まだまだ勉強中ですが、中国語勉強方法について誰かの役に立てると嬉しいです。

 

中国語を勉強しているけど、そろそろHSK(中国語検定)を受けてみようかな?

何級から受けよう?勉強時間ってどれくらい必要なのか?

どうやって勉強したらよいのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

HSK何級から受ける?

HSKは1級から6級まであります。

1級から数字が上がるごとに難易度も高くなります。

あなたのHSKを受ける目的は何でしょうか?

それによって挑戦する級も変わって来ますよね!

まずは3級、4級あたりを目指そう

HSK3級

中国語を勉強し始めてそろそろ検定も受けてみたいな。

自分の語学レベルはどのくらいなのだろう?成長したのかな?と、

勉強し始めの初心者さんはまず1から3級あたりから選んでみてはいかがでしょうか?

一歩一歩確実に自分のレベルを確かめていきたい方は1級からでも良いと思いますが、正直費用も結構掛かるのである程度勉強したら個人的には3級あたりからのスタートが良いと思います。

HSKは6級までなので3級はちょうど真ん中あたりですよね!

独学で学んでいる方も1年から1年半学んだあたりで3級に挑戦してみてはいかがでしょうか?

HSK4級

履歴書に中国語検定を持っていると記載したい!という方は、初めて受けるHSKでも4級を目指すのもありです!

4級であれば中国語を専門とした仕事でなければ、資格として履歴書に書くことが出来ます。

レベル的には中級あたりになりますね!

 

ある程度勉強して自分のレベルを知りたいと言うなら、3級、4級あたりをおすすめします!

3級と4級で迷ったら何を目的とするのかで決めてみるのも良いのではないでしょうか?

4級受けてみたいけどちょっと自信がないな~迷ってしまう!という場合はHSK3級の過去問を1度解いてみて合格点に達していたら4級に挑戦!という手もあります。

勉強時間ってどれくらい必要?

HSK3級、4級を目指すならどのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?

HSKの公式ホームページを見てみると、3級を受けるなら大学で専攻している人で2回生の前期くらいでの取得が目安だそうです。

学習目安

600語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の学習が目安とされています。

引用元:https://www.hskj.jp/level/w_3/

HSK4級取得の目安はこちらです。

学習目安

1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。

引用元:https://www.hskj.jp/level/w_4/

上記は大学で第二外国語として学んでいる場合の学習時間の目安ですよね。

ちなみにMoyuママも大学で中国語の授業を取っていたのですが、大学1回生の終わり頃にHSK4級に挑戦してみました!

HSK4級の取得時の目安時間をご紹介したいと思います。

 

※あくまで個人的な意見なので、すべての方に当てはまらないと思いますが参考程度にご覧頂ければと思います。

 

大学の授業で週3回×90分授業がありました。

1回の授業前後には予習1時間、復習30分の時間を確保していました。

なので授業も合わせると週に10時間、1か月40時間ほど勉強していたという計算になります。

テストがある月にはプラス5~6時間くらいは確保していたのではないかと思います。

 

上記は授業も含め、机に向かって勉強していたおおよその時間です。

机で勉強する以外にもしていたことがあるのでそちらも勉強方法の中でシェアしたいと思います!

 

HSK3級、4級の勉強方法!

HSK3級、4級時に勉強していた検定時の勉強方法についてシェアしたいと思います!

普段の勉強方法については【初級編】【中級編】【上級編】などのレベル別に応じてまたシェア出来たら良いなと思っております!

検定の勉強方法!

まずは問題を解こう!

まずHSKの過去問を用意しましょう!

Moyuママが住んでいた田舎の本屋には中国語の勉強本は置いていなかったので、大きな本屋へ行って購入していました。ネットで購入したり、近隣の本屋さんで取り寄せてもらうのも良いですね。

 

MoyuママはHSK公式の過去問の本を購入しました。

5回分ほど過去問が付いていると思うので、それを本番のように時間を計って解いていきます。

 

Moyuママは【聞き取り】、【読解】、【作文】にそれぞれ制限時間が設けられているのでその時間内で終わるようにタイマーを設定して問題を解いていました。

 

しかし一回分丸々時間を計って問題を解いていくとトータル95分もかかります。

結構長いですよね・・・

 

学校まで片道1時間半、日々の学校の課題、さらにバイトにサークルに遊びに毎日忙しかったので(言い訳)、Moyuママは全5回分の過去問があるうちの3回分は、3つのパートを3日に分けて過去問を解いていました。。。

 

最後の2回は本番通り時間を計って解きました。

理想は5回とも本番と同じように時間を計って解いてみるのが良いですよね。

知識的な問題だけではなく、集中力の問題も出てくるので、本番と同じ環境下で過去問を解ければ最高ですが・・・

 

仕事終わりに95分勉強ってなかなか腰が重いですよね。

やる気に満ち溢れている、もしくは長時間集中なんて余裕!という方はスーパーマンだとして・・・

 

何もやらない、もしくは過去問を制限時間を設けずだらだら書くよりは各パート事に分けてでも、制限時間を守って解いても効果があると思います。

 

こちらが公式HSKの4級の時間配分です。

 

聞き取り:約30分間(放送回数1回)
パート形式問題内容問題数
第1部分正誤判断の問題短文が放送され、その内容と、問題用紙に与えられた短文の内容が一致するかを判断する。10題
第2部分会話の内容に関する問題2人の短い会話とその内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。15題
第3部分会話や短文の内容に関する問題2人の会話や短文と、その内容に関する1~2つの問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。20題
読解:40分
パート形式問題内容問題数
第1部分空所補充問題文中の空所部分に、4つの選択肢の中から適切な単語を1つ補い、意味の通る文を作る。10題
第2部分短文の並べ替え問題与えられた3つの短文を並び替えて正しい文を作る。10題
第3部分文の内容に関する問題短文とその内容に関する問いが与えられており、問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。20題
作文:25分
パート形式問題内容問題数
第1部分語句の並べ替え問題与えられた複数の語句を並び替えて正しい中国語文を作る。10題
第2部分作文問題写真と単語が1つずつ与えられ、その単語を使って写真の内容を表現する。5題
  • 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。

引用元:https://www.hskj.jp/level/w_4/

問題を解いた後が大事!

【聞き取り】【読解】【作文】の書くパートが終わったら答え合わせをしましょう!

答え合わせ終わった~!満足~!ではなく、見直しをしっかりとしましょう。

どこを間違えたのか何がわからなかったのかをチェックします!

過去問を解く時に、わからない問題や回答に迷った問題にはチェックをしておくのがポイントです!確信が無く答えた問題のチェックも忘れずに見直し、弱点を強化しましょう!

なんとなくこっちかな~って答えた問題ってまた同じような問題に出くわした時、また迷っちゃうんですよね(汗)

あれ、これ同じような問題前回も解いたけど結局正しい答えってなんだっけ??となります。

忙しい毎日!隙間勉強を活用!

学生も社会人も主婦も毎日忙しいですよね。

忙しい日々の中で机に向かって勉強する時間も限られています。

そんな時やっていた隙間勉強をご紹介したいと思います!

スマホ活用!

検定試験で間違えた問題やわからなかった単語をメモした紙やノートをスマホなどで撮影し、電車などで見て確認し、復習!

硬質カードケース活用!

100均で購入した硬質カードケースの中に、上記の内容のメモを入れてお風呂に浸かっている間に目を通して復習!

単語などは青ペンで書くと記憶に残りやすいと聞いたことがあるので、青ペンで書いていました。

間違えた問題などで目立たせたいものは赤ペンで!

ある程度単語を頭に入れて、「はじめまして」の単語を無くしてから机に向かって漢字、ピンイン、意味を確認!

机に向かって「よし!単語勉強だ!」と意気込んで紙に書いていくものの途中で眠たくなってきたり「書く」というただの作業になり、数時間経つとあんなに一生懸命書いて覚えたのになんだっけ?となったりすることはないでしょうか?

「はじめまして」の単語を無くし、「顔見知り」の単語を増やし、隙間時間に何度も出会い「仲良し」になり、最終的にちゃんと覚えているのかの確認の為に書く。

という方法が一番効率的で、記憶の定着と無駄がなくなった方法かなと思います。

 

ただでさえ忙しい毎日。

机に向かって勉強する時間の確保も難しいですよね。

その貴重な時間は、問題を解いたりする時間に当てたいですよね。

まとめ

今回は「HSK」を何級から受けるのか、どうやって勉強していくのかについて体験談をシェアさせて頂きました。

HSK4級までは、

月40時間の中国語の勉強(テストがある月は+4~5時間)

検定日の1か月前から公式の過去問に取り掛かる(普段の40~45時間勉強+検定の勉強)

検定の勉強に関しての時間は、私の場合公式の過去問の3回分は各パートを3日に分けてしていたので、過去問を解いて答え合わせをして、間違えた問題、曖昧な問題をチェックして、メモをする(スマホ撮影用とお風呂でチェックする用を2つ作る)で大体1時間から2時間ほどかかったのではないかと思います。

 

最後の過去問2回分は、しっかり時間を計りました。

その2回分は検定1週間前くらいに行い、出来るだけ本番試験と近い日にちで挑戦!

本番と同じような環境下を作り、こんな感じかなと想像して流れをつかんでおくだけでも不安度が全然違います。

Moyuママは中国へ留学へ行きたかったので、大学2年生の秋頃にHSK5級を取りました。

HSK4級時の勉強方法とレベル別勉強方法に重複する部分はありますが、またシェアしたいと思います。

参考程度にお読みいただけると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

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