
こんにちは!
年子育児中の英語と中国語を学ぶMoyuママです☆
中国・北京に交換留学の経験があり、HSK6級を取得しています。
現在は中国語を活かしたお仕事もしていますが、まだまだ勉強中!
※この記事にはプロポーションが含まれます
今回は、私の実体験を交えながら、「HSKは何級から受ければいいの?」「勉強時間はどれくらい必要?」「どうやって勉強したらいいの?」といったお悩みにお答えします。
まず、HSKってなに?
HSK(汉语水平考试)は中国政府公認の中国語能力を測る検定試験。
1級から6級まであり、数字が上がるほど難易度が高くなります。
HSKは何級から受けるのがおすすめ?
■ 初心者さんには3級からがちょうどいい!
「そろそろ中国語検定を受けてみたいけど、自分のレベルがわからない…」
そんな方は HSK3級からのチャレンジがおすすめです!
もちろん1級から受けて段階的に確認していくのもいいのですが、正直なところ受験費用もそれなりにかかります。
ある程度勉強してきた方なら、まずは真ん中あたりの3級からがコスパ的にも◎!
独学の方も、1年〜1年半ほど学習していれば3級に挑戦できるレベルです。
■ 履歴書に書きたいなら4級がおすすめ!
「中国語のスキルを履歴書に書きたい!」という方は、最初からHSK4級を目指してもOK!
4級以上なら、中国語を専門としない職種でも資格としてアピールできます。
レベル的には中級程度。ある程度文法や単語を習得している方におすすめです。
■ 迷ったら過去問を解いてみよう!
勉強時間の目安はどれくらい?
HSK公式サイトによると、
3級を受けるなら大学で専攻している人で2回生の前期くらいでの取得が目安だそうです。
学習目安
600語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の学習が目安とされています。
HSK4級取得の目安はこちら
学習目安
1200語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度後期履修程度の学習が目安とされています。
上記は大学で第二外国語として学んでいる場合の学習時間の目安ですよね。

ちなみに私は中国語の授業を取っていたのですが、大学1回生の終わり頃にHSK4級に挑戦してみました!
HSK4級の取得時の目安時間をご紹介したいと思います。
Moyuママの実体験|HSK4級の勉強時間と方法
※あくまで個人的な意見なので、すべての方に当てはまらないと思いますが、参考程度にご覧頂ければと思います。
私の場合、大学の授業で週3回×90分授業がありました。
→ 合計、週9~10時間=月36~40時間ほど勉強していたことになります。
テスト前は+5~6時間ほど勉強時間を追加していました。
HSK3・4級向け|おすすめの勉強方法
① まずは過去問を手に入れよう!
私はHSK公式の過去問集(5回分)を使って勉強していました。
田舎の本屋には中国語関連の本はなかったので、大型書店やネットで購入しました。
② 本番を意識して時間を計る!
HSKの過去問は5回分ほど付いていることが多く、それを本番さながらに時間を計って解いていきます。
試験は【聞き取り】【読解】【作文】の3つのパートに分かれており、トータルで 約95分間。

それぞれに制限時間があるので、私はタイマーを使って時間内に解き終わるようにしていました。
でも……95分って結構長いんですよね。
私は大学まで片道1時間半かかっていました。授業に課題、バイトにサークルに遊びと、毎日とにかく忙しくて(←言い訳)、
過去問をまるまる1回分解く時間を確保するのが難しい日もありました。
なので、全5回分のうち3回分はパートごとに分けて、1日1パートずつ解くという方法を取っていました。
そして、最後の2回は本番通り時間を計って解きました。
理想は5回とも本番と同じように時間を計って解いてみるのが良いですよね。
知識だけでなく集中力の練習にもなりますし、本番の流れに慣れておくことも大切です。
でも、学校や仕事終わりにいきなり95分集中して勉強するのって、結構ハードル高いですよね。
だからといって何もしないよりも、パートごとに分けてでも時間を守って解く方がずっと効果的!
制限時間内で解くことで、「焦らずに問題を処理する力」も自然とついていきます。
※参考
公式HSKの4級の時間配分です。
聞き取り:約30分間(放送回数1回)
パート 形式 問題内容 問題数 第1部分 正誤判断の問題 短文が放送され、その内容と、問題用紙に与えられた短文の内容が一致するかを判断する。 10題 第2部分 会話の内容に関する問題 2人の短い会話とその内容に関する問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 15題 第3部分 会話や短文の内容に関する問題 2人の会話や短文と、その内容に関する1~2つの問いが放送される。問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題 読解:40分
パート 形式 問題内容 問題数 第1部分 空所補充問題 文中の空所部分に、4つの選択肢の中から適切な単語を1つ補い、意味の通る文を作る。 10題 第2部分 短文の並べ替え問題 与えられた3つの短文を並び替えて正しい文を作る。 10題 第3部分 文の内容に関する問題 短文とその内容に関する問いが与えられており、問いの答えとして正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 20題 作文:25分
パート 形式 問題内容 問題数 第1部分 語句の並べ替え問題 与えられた複数の語句を並び替えて正しい中国語文を作る。 10題 第2部分 作文問題 写真と単語が1つずつ与えられ、その単語を使って写真の内容を表現する。 5題
- 聞き取りの試験終了後に、解答用紙に記入する時間が予備として5分間与えられます。
答え合わせと見直しが超重要!
過去問を解いた後は、答え合わせだけで終わらず、しっかり見直しを!
過去問を解く時に、わからない問題や回答に迷った問題にはチェックをしておくのがポイントです!
確信が無く答えた問題のチェックも忘れずに見直し、弱点を強化。

なんとなくこっちかな~って答えた問題ってまた同じような問題に出くわした時、また迷っちゃうんですよね(汗)
忙しい毎日でもできる!隙間時間の勉強法
学生も主婦も社会人も、毎日バタバタ…
机に向かえない時でも、こんな風に隙間時間を活用していました!
スマホ活用!
苦手な問題や単語をメモして、スマホで撮影。
電車や待ち時間にパッと確認!
硬質カードケース活用!
100均で購入した硬質カードケースの中に、上記の内容のメモを入れてお風呂に浸かっている間に目を通して復習!
青ペン → 記憶に残りやすい
- 赤ペン → 間違えた問題を強調!
まとめ
今回は、
HSKは何級から受けるのがよいか勉強時間の目安
- HSKは何級から受けるのがよいか
- 勉強時間の目安
- 効果的な勉強方法
について、Moyuママの体験をもとにご紹介しました。
MoyuママのHSK4級取得時のポイント
- 月40時間の学習+検定直前は追加学習
- 過去問は5回分、3回は分割・2回は本番形式
- 答え合わせと弱点チェックは必ずやる!
- スマホ・お風呂・隙間時間をフル活用

ちなみに私はその後、大学2年生の秋にHSK5級を取得。
またその時の勉強法も、今後シェアしたいと思っています!
少しでも、これからHSKを受けてみたい方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!