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初心者向け:中国語の勉強、何から始めたらいい?
「中国語の勉強をしたい!」と思っても、いざ始めようとすると「何から始めればいいの?」「何を用意すればいいの?」と迷ってしまって、なかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
大学で専攻している学生さんもいれば、これから独学で学ぼうとしている方もいると思います。

私も、大学で中国語の授業を第二言語として選択し、学び始めました!
今回は、私が実際に勉強を始める時に用意したものや、入門時の勉強の流れについてご紹介します!
中国語勉強に必要なもの
中国語の勉強に必要なものは以下の通りです。
- 参考書
- 辞書(紙でも電子でもOK)
- ノート・筆記用具
- そして「楽しんで学ぼう!」という気持ち!
参考書の選び方
大学で授業を受ける人
→大学で学ぶ方は、授業で使う教科書が基本となります。
まずはそれで充分!
無理に追加で買う必要はありません。実際に私自身、買い足した参考書と言えばHSKの過去問くらいで、HSK6級まで取得しました。
独学の方
→一方、独学で始める方は、まず書店に行って実際に本を手に取り、「見やすいか」「レイアウトが好みか」「内容が自分に合っているか」を確認するのがおすすめです。
ポイントは「第一印象が微妙な本は、結局ずっとしっくり来ない。」ということ。

私も苦手な英語に関しては、何度も買い直して無駄なお金と時間を使ってしまいました…。
私が使っていたおすすめの参考書
私が使っていたのは、
「話チャイナ!中国語」の中国語入門テキストです!
私は文字がびっしり詰まっている本が苦手なのですが、このテキストは文字数も少なめで、テンポよく学習できる構成がお気に入りでした!

個人的には薄い本を一冊ずつこなしていく方が性に合っています。
分厚い本に比べて、薄い本の方が早く終えられる分「一冊やり切った!」という達成感を得やすいです。
本屋さんに行ってみてこの本も見やすいなと感じました。
本のデザインや内容の感じ方は人それぞれ。
まずはご自身の目で見て、「やってみたい!」と思えるものを選んでみてください!
辞書の選び方
本格的に学びたいなら電子辞書が便利!
「これからしっかり勉強したい!」と考えている方には電子辞書が便利です!
・例文も豊富なので、実際に文章を作る時に役立ちます。
わからない単語が出て来ても電子辞書なら時短で、サクサクと調べることが出来ます。
ちなみにこちらは、入門時からHSK6級取得まで愛用していたSHARPのPW-AC30。

コンパクトで英和・和英、中日・日中、国語辞典などもついて、当時1万円前後で購入できたコスパ最強な神辞書!!
残念ながら今は廃盤となっているようです。
愛用していたSHARPのPW-AC30もついこないだ寿命を迎えてしまいました。
かれこれ10年以上使っていました。
修理依頼をすると、もう修理することは出来ないと言われ、もう販売はしていないとの事。
「もう一度新しく同じものを購入したい!」と思えるほどお気に入りでした。

とても使いやすく、お手頃価格だったのでもう一度販売してください!!
現時点で、中古品は販売されているようですね!
私が新たに上購入した中国語モデルの電子辞書はこちら!
CASIOのXD-SX7300RDを新たに購入!
コンパクトで持ち運びやすく、漢字を書いて調べる画面も大きく書きやすい!
お値段は高めですが、内容はかなり充実していますね。
初代の辞書の3倍の価格するので、しばらく購入を悩んでいましたが、初級から上級まで幅広く使えるのがこの辞書のメリットです。
もし、中国語の勉強を始めたばかりだし、ちょっと高いなと感じたらこちらの辞書もおススメ!
お値段も決して安いとは言えませんが、中国語重視の電子辞書となっています。
注意点としては、手書き入力機能がついていないので、ピンイン入力(四声付き)、部首・総画数検索、日本語読み検索といった「読みや画数」ベースの入力が必要です。
電子辞書のメリット
・調べるスピードが速い
→紙辞書で調べるよりも早く単語が見つかる。
・コンパクトで持ち運びしやすい
・例文が多く、理解が深まる
→勉強が進んでいくにつれ、自分で分を作ってみたりする機会も増えてきますよね。そんな時、例文が豊富だととても参考になり勉強になります!
電子辞書のデメリット
・値段が高め(機種によっては、本体+辞書ソフトの費用がかかる

ちなみに私は紙辞書も持っています!
大学の先生に中日辞典の紙辞書を購入するように言われ購入しました。
大学生時代は最初以外使う機会が無く大事に本棚へ…。
しかし最近電子辞書の調子も悪くなり、仕事で使う事が増えました。
紙辞書は調べるのが大変ですが、壊れたりしないので長く使用できるのがメリットです。
電子辞書がおススメな方
- これから中国語を専攻する学生
- 本格的に中国語を勉強予定の方
上記に当てはまる方は、電子辞書を持っていた方がもちろん効率良く勉強できます。
「ちょっと試しに学んでみたい」という方は、アプリや無料ツールでも十分スタートできます。
無料で使える辞書ツール
現在私が使っている便利な無料ツールをご紹介します。
①Google翻訳
・PCでも調べられる。
・アプリでは手書き入力も可能。
ピンインがわからない時にも便利ですね!
②Weblio
・日本語⇔中国語の辞書が無料で使えます。
③北次郎
・スラングや流行語など、他の辞書で出てこない単語が見つかることがあります!
①②でヒットしない時は北次郎で調べています。
④中日の紙辞書
①~③でしっくりこないなという時は、こちらで確認しています。
紙辞書と言っても高いので、こちらの記事の方法で購入を検討してお安くゲットするのもおススメ!
興味がある方は参考にしてみて下さい。

⑤スマホ用の辞書アプリ
紙辞書でなくても、今やアプリなどで辞書を購入するこが出来る!
私が勉強し始めた当初にはなかったので、そちらも魅力的だなと感じます!
- 三省堂 超級クラウン中日辞典・クラウン日中辞典
- 小学館 中日・日中辞典(第3版)
こちらも4000円前後で購入できるアプリなので、電子辞書を購入するよりは比較的安価でスマホやiphoneなどで検索出来るのでとても便利だと思います♪
中国語入門
ピンインの(発音)の勉強から始めよう
参考書、辞書を用意したら、後はノートや紙、筆記用具を用意して早速中国語の勉強スタートです☆
中国語の勉強はまず「ピンイン(発音記号)」から始まります。
中国語には「四声」という声調があり、同じ音でも発音の仕方で意味が変わります。
★马(Mǎ)→馬
同じ「Ma」だけど声調が違うと意味が変わりますね!
中国の早口言葉でこんなものがあります。
「妈妈骑马,马慢,妈妈骂马」(mā ma qí mǎ, mǎ màn, mā ma mà mǎ)
「お母さんは馬に乗る、馬は遅い、お母さんは馬を叱る」という意味です。
声調の違いを意識する為や、発音練習するのに使われます。

最初に学校で習い、「マ」だけの発音でこんなに意味が違うんだと驚きました。
正直中国語って、ひらがなやカタカナを使わず”漢字だけ“で成り立っている言語だと思っていたので、「ピンイン」という存在すら知りませんでした。
多くの中国語学習者が、挫折するポイントと言えばこの発音の難しさではないでしょうか?
勉強のコツ
・ノートにも書いて「視覚的」にも覚える
・実際に口に出して練習することで、自然に使えるようになる
・CDを聞いて、聞き取ったピンインを書いて合っているか答え合わせ!

私はノートに書いて覚えても、しばらくすると「あれ?なんだっけ?」となってしまうタイプです。
テストが終わったら全部忘れてしまうあの感じ。
逆に、耳で聞いて声に出すことで記憶に残りやすかったので、ある程度覚えてから「書く」ことにしていました。
CDで発音を何度も聞きながら空中で声調をなぞっていました。
アウトプットをすることで記憶定着率UP!!
もちろん、ノートに書いて覚えると理解も深まりやすいので、書く学習もとても大切です。
覚えた事が合っているか視覚化する為に、「書いて確認」もしています。
実際に口に出して発音しておくと、会話の場面でもスムーズに単語が出てくるようになります。
まずは参考書に記載されている、ピンインをしっかり覚えるところから始めるべし!
思い返せば、義務教育で習った英語の授業では「発音」についてはさらっと過ぎて行き…。
むしろ「発音記号の勉強」ってちゃんとしたっけ?というレベルでした。
後々発音の大切さに気が付き、自分で勉強し直した経験がありますが、ホントに発音は言語を学ぶ上でとても大切!焦らずゆっくり学んでいこう!
Bié zhāojí, màn man zǒu ba!
「焦らないでゆっくり行きましょう!」
ピンインの種類や発音に関しては、もっと詳しく説明されているブロガーさんや語学教室のホームページでもご紹介されているのでここでは省略しますが…。
発音の学習が終わったら、次は単語や文法の勉強に入って行きましょう☆
まずは発音をしっかりと学ぼう。
そしてご購入された参考書通りに進み、その1冊を完璧にするまで何度も繰り返し勉強してみて下さい!
その勉強方法についてもまたご紹介させて頂きたいと思います!
まとめ
今回は中国語を学び始める時に必要なものや準備についてご紹介しました。
英語に比べると、中国語学習情報はまだ少なめ。
でも、しっかり準備すれば、誰でも楽しく学習をスタートできます。
この記事が少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!